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436. 肺がんへのIVR適応

まだ保険適用にはなっていないので実費負担であるが、有望な肺がんの治療方法があることを知った。
IVRの一種で、「ラジオ波焼灼療法」。岡山大学病院で、転移性肺がん,原発性肺がん,肝細胞がん,転移性肝がん,腎細胞がんなどの臨床研究としての治療実績がある。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/housya.html

IVR(Interventional Radiology)というのは、エックス線透視や超音波像、CTを見ながら経皮的に、体内に細い管(カテーテルや針)を入れて病気を治す新しい治療法の総称。開胸・開腹が不要だ。
近年の画像診断装置の著しい発展により、ピンポイントで“針をさせる”ことでこの治療が可能になっている。
http://www.jsir.or.jp/shimin/cancer_ivr/

私がIVRという方法があることを知ったのは、「末期がんを克服した医師のゲルソン療法のススメ」という星野ドクターの本を読んだ時だったと思う。
手術が適応できない進行肝臓がんであったため、とりあえず局所的にがんを攻撃する凍結療法をIVRで行った、という話だったと思う。
当時は、IVRは肝臓のような中空でない臓器にのみ適用できる術式だろうという理解をしていた。

最近はがんにおいても「低侵襲性の治療法」が流行りになっている。
再発率を低減するために大きく臓器を取る「拡大手術」や「リンパ郭清術」は、命が助かっても、その後のQOLを著しく下げることが問題になってきたためだ。
縮小手術や姑息手術への方向だが、それでも全身麻酔で開胸する手術は、合併症や癒着のリスクが高い。

がんはその特質として熱に弱い。電磁波熱を発生させることでがん細胞を死滅させることができる。岡山大学の研究によると、肺がんの分類種類は問わず、大きさが問題だという。

もう少し調べてみると、2011年の段階で「10年の経験レビュー」という論文が発表されていた。この臨床研究を推進しているのは「チーム平木」である。
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/www/acta/pdf/65_5_287.pdf

hiraki, et al

さらに検索をかけると、平木隆夫 准教授の外来診察は金曜日の午前中。
総合患者支援センター(地域医療連携室)(電話(086)235-7205, FAX(086)235-6761,http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/syoukai.html) 経由での紹介予約が必要だ。



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コメント

患者側からのアプローチは無理みたいだから、主治医の協力が不可避ですね。

全国から紹介患者が多数のようで、時間がかかるかも。

自分にできることは、3cm以上の大きさでないことと転移がないことを祈るだけです。

あとは来たるべき施術までに肺線維症を今以上に休火山化しておきたいということで本日よりメトホルミン服薬はじめました。

とりあえず、125mg/日からスタートし、1〜2週間で250mgと考えてます。

Re: タイトルなし

ぼっち様
患者が「ここの医師に紹介状を書いて欲しい」と言えば、断ることは今の医療システムではできないはずです。

IPF患者の肺がんを合併する確率は13%程度とか、他人事ではありません。
ただその中から実際に外来診察を実現する人は少ないでしょう。

私が平木医師なら、ぼっちさんのようにFVCが基準値ある患者でオフェブも服用しているIPF症例は、喉から手が出るほど欲しい症例だと思います。

免疫抑制剤の服用はこの術式にあっても、コメント欄に書かれているように、マイナス要因なので、減らすのが正解だと思います。

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プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています