FC2ブログ

記事一覧

433. PRM-151フェーズII治験考察

以下、私の考察なので、ご自身の考えと比較しながら読んで欲しい。

≪FVCの28週間の推移≫
・FVCについてはプラセボよりも抑制されているが、期待していたほどではない。
・被験者の8割が、すでにオフェブやピレスパを服用しているので、「プラセボ」と言っても何も治療していないわけではない。
・無治療群では、PRM-151とプラセボ群との差異がより顕著に出ている。

≪6分間歩行の28週間の推移≫
・PRM-151を使用した患者は、28週間での6分間歩行の距離が不変である(プラセボは減少)
・ベースラインはというと、FVC80%、IPF診断後3.7年、6分間歩行テストで430~450mで、きびきびとは動けないが、そこまで生活に不便が出てはいない初期~中度レベルと思われる。
・DLCO値の推移についてはふれられていない。

≪副作用≫
・プラセボ群との比較%で6ポイント以上高くなっているのが、咳、倦怠感、頭痛、下痢である。
・77名の被験者中、副作用が原因で治験中止となったのは2名であった。

≪PRM-151への私見≫
・オフェブやピレスパよりも抑制成績は良い。IPFの進行を完全に止める薬ではなさそうだ。
・線維化の進行は完全に止められなくても、QOLの改善に役立つ可能性は十分にありそうだ。
・オフェブやピレスパにONして補完を図る、という使い方もできそうだ。

PRM-151はIPF治療の完全解とはならなくても、QOLを上げられる可能性があり、臨床・承認へのスピードアップが期待される薬であると思う。
         


にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています