FC2ブログ

記事一覧

409. 入浴介助の方法

私のブログを読んで頂いている方で、介護リフトを検討されている方がいらっしゃるので、どういう風に使っているか記事にしておきたいと思う。少しでも参考になれば幸いだ。

まず被介護者の状態は、立位・座位とれない、頭の保持できる、側臥位は短い時間であれば痛みは我慢できる、股関節、膝関節屈曲できる、上肢、下肢ともに関節の痛みあり。
座位が取れないので、体の保持が必要なため、リフト操作を行う介護者Aと、体の保持をする介護者Bの2名が必要。

◎使用する福祉具
・車椅子
・シャワー車椅子(我が家はU型シートでなく全面シート型)
shower.jpg
・介護リフト(ウェルネット研究所のHPより、固定型2つを、浴室と寝室に設置している)
img2.jpg
・シート型スリング
item_sheat_row.jpg
・浴槽内椅子
無題
・防水シーツ
・ウレタンシート

◎前準備
・被介護者に水分を摂取してもらっておく
・シャワー用車椅子の座面にウレタンシートを敷く
・車椅子にバスタオルを敷く
・ベッド上に防水シーツを敷く
・浴槽内に浴槽内チェアーを設置、お湯は少なめにはっておく

◎手順
1. ベッド上で脱衣、側臥位を取ってもらいながら、リフト用のスリングを体の下に敷く
2. クッション材のウレタンシートを圧痛のある膝裏、肩とスリングの間にはさむ
3. スリングのフックをリフトのフックにかけて、電動リフトでベッドからシャワー用車椅子に移乗
4. シャワー用車椅子を押して浴室に移動
5. 介護者Aがシャワーで体を洗う傍らで、介護者Bが後ろから体を保持
6. 風呂場のリフトのフックにかけて、浴槽内椅子へ移乗
7. 介護者Aは浴槽に一緒に入り、肩口に湯をかけたり、体を洗ったりする。かたわらで介護者Bは体を保持する。リフトはつけたまま
8. 浴槽からシャワー車椅子へ移乗して、体を拭く。濡れたウレタンシートを乾いたウレタンシートに交換する
9. リフトで持ち上げ、スリングの水気をタオルで軽くふき取る
10. 濡れたシャワー用車椅子をはずして、乾いた車椅子を体の下に持ってくる
11. 車椅子に移乗し、そのまま寝室に移動
12. スリングのフックを再び寝室のリフトのフックにかけ、ベッド上に移乗
13. ベッドで体を拭き、半身横を向いて側臥位をとってもらい、濡れたスリングを防水シーツで包みこむようにしてはずす
14. ベッド上で着衣

◎工夫点
・被介護者が足を踏ん張れないため、お湯の浮力で体がスリングから浮き上がってしまう。これを防ぐために浴槽内チェアーを置き、湯量も胸の下くらいまでの量にとどめ、介護者Bが体の保持をしている
・シャワーチェアーとバスタオルを敷いた車椅子の乗り換え、防水シートにより、浴槽外やベッドが濡れることはない

訪問入浴も一度検討したが、
母が家族による入浴介助を望んでいること
訪問入浴は、人力で持ち上げての移乗なので、人のスキルのばらつきが懸念されること
これにより断念して、今の方法を取っている。

スリングで吊り上げられるのは痛いのではないかと思うかもしれない。私自身試してみたが、体全体を包み込むように設計されているので痛みはない。ただ母の場合、筋肉がなくちょっとした圧迫でも痛みを感じるので、その緩和のためにウレタンシートのクッションをはさんでいる。




にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

No title

ゆりりん様
母の入浴時に浮き上りで苦労したのを思い出しました。
壁に対面状態で下ろすと脚が当り浮き上りが少なくて済みました。
一人だったので手こずりました。。

Re: No title

tati様
一人では難しいです。
浴槽の壁でつっぱれるかもやってみたのですが、足が痛い、とのことで断念しました。
それと体が寝た状態になると「溺れるかも」という恐怖心がでるようです。


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています