FC2ブログ

記事一覧

391. レスキュードーズ

呼吸苦の緩和方法はないのか、オプソhttp://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se81/se8114005.html
というモルヒネ(オピオイド薬)が即効性のあるお助け薬--レスキュードーズとして効果があるようだ。
肺線維症の患者で実際に使った、という記述を見るのは、mr446raのブログの「緩和療法の選択」
http://mr446ra.blog.fc2.com/blog-entry-457.html
にあり、便秘等のような副作用はあるものの、私はステージⅢになったら使いたいと思っている。

では本当に呼吸苦緩和に効果があるなら、どうしてこのレスキュードーズの処方が普通にされないのだろう。
何回か紹介している倉原呼吸器内科医の “「息がしんどい」にモルヒネが使いづらいワケ”のコラムにその解がある。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/anursing/kurahara/201411/539327.html

以下、骨子の抜粋である。
・呼吸困難感に対しては少量のオピオイドでも効果が見られる。
・具体的にはオプソの頓服使用、塩酸モルヒネを持続皮下注にする方法がある
・肺がん患者の呼吸困難の緩和には保険適用されるが、非がんの呼吸器疾患の呼吸困難には、保険適用がまだ認められていない。
・実情として、オピオイドの保険適用が認められる必要がある、また使いたいと考える在宅医は6割を超える

通常のレセプトで通りにくいオピオイドの処方を外来診察でできるのか、全身管理が必要なため入院しての投薬が必要なのか、それは分からない。
通常の治療ガイドラインには含まれていない項目であるから、主治医が積極的に患者に紹介することはないだろうと察しが付く。
しかし持続皮下注射はともかくとして、経口服用のできるレスキュードーズはとても使いやすいし、倉原ドクターも書いているが、患者のQOLを上げる。
患者がいかに呼吸困難感で毎日の生活が苦しいか、主治医に対して訴え、積極的に動く必要があると思う。



にほんブログ村

2017.10追記: モルヒネへの副作用反応も、人それぞれのようです。非常に嘔吐やふらつきが強く出る人もいれば、鎮痛剤として抜群の効能を感じる人もいらっしゃる。できれば後者の群に入りたいところですが、体質はいかんともしがたいので、作用機序の違う鎮痛剤や抗不安薬を試してみる、ということも必要かもしれません。多分私は、呼吸困難感が強くなってくれば、長時間効能が続くタイプの抗不安薬を積極的に試してみるだろうと思います。デパスは短時間作用の抗不安薬ですが、長いフライト中エコノミー席で丸まっていても、精神的にはまったく辛くならない、ということを体験しています。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

No title

ゆりりん様


薬剤の名前を覚えていないのですが、ちょうど前回の診察時に、主治医から咳止めにも使える程度のモルヒネがあるから使ってみますか?と提案があったのですが、その時は処方してもらわなかったのです。

どうも私は、しんどいとか痛いとか、まだ我慢できる気がして…

1週間くらい眠れなかったり食べられ無かったのだから、処方してもらえば良かったですね。

Re: No title

ふるふる様
緩和のお薬は、処方して頂いても、使わなくてもいいわけです。
だから試してみられたらと思います。自分に合えば使う、という感じで。
あと精神安定剤、眠剤も出して頂いたらいいと思いますよ。
こういうのは無理せずにドンドン使っていかれたほうが、眠れたり、食事ができたりして体力が維持できると思います。

No title

セキが増える季節を前に、セキが減るとも言われるメトホルミンに関心を深めています。
 私、もともとが境界性糖尿の予備軍で糖質制限をしてほぼ成功していますが、ここにメトホルミンを入れるのは、それはそれで自己責任でやっみらなシャーナイということになろうかと思っています。とりあえず、発注しました。

Re: No title

ken様
私は使ってみても何ら変化はないです。
長く使ってみて、「そういえば」という程度のものだと思うので、気長に試してみて下さい。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています