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記事一覧

481.強皮症にニンテダニブ、認可申請段階へ

オフェブとして知られる抗線維化薬ニンテダニブは、現在のところIPF(医師によってはNSIPにも)にのみ処方が認可されている。適用拡大のため、強皮症に治験が行われていたことは、http://kinseym.blog.fc2.com/blog-entry-415.html415. 強皮症にニンテダニブ で書いた。今回有効性が認められる治験結果がまとめられ、認可申請を提出したそうだ。 米国と欧州も申請済み。https://www.boehringer-ingelheim.jp/press-release/20190...

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480. ボナック核酸医薬フェーズI治験

別ブログで、ボナック核酸医薬について書いた「トウェニー トウェニー」を回想する記事https://ameblo.jp/kinseymil/entry-12454663897.html を書いた。2020年頃には上市されるのではと当時は期待していたのだが、遅れている。現在フェーズIの治験がアメリカで進行中だ。 https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03727802治験参加者は34名を募集。40歳~80歳まででIPFの診断がついていて、SpO2 ≥90%/ FVC ≥50%/ DLCO 30%~79%で...

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479. 私の急性増悪時のACP

サイトカインは生体防御のための細胞伝達物質だが、その全貌はまだ解明されていない。ひとつのサイトカインがまた次のサイトカインへと、ドミノ式に伝播していくと考えられている。防御のためのものでありながら、制御できずに暴走した「サイトカインストーム」と呼ばれる状態は、命を奪う結果になる。前記事で目からうろこの論文は、https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28847533 High levels of IL-6 and IL-8 characterize ea...

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478. IPFの急性増悪とは

IPFの急性増悪の定義(AE-IPF)は、世界基準でまとまってきている。新たに発生した肺胞異常による、急速かつ重篤な呼吸悪化を指す。診断をつけるには、・すでにIPFと診断がなされており・1ケ月以内のスパンで急速に呼吸不全が進んでいて・CT画像では、UIPパターンにかぶさるように、両肺左右対称に新たにスリガラス状の浸潤が見られ、・心不全や肺水腫では説明のつかない悪化である必要がある、となっている。 https://err.ersjour...

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477. 定期健診 (3月13日) と検査数値

本日は、半年振りの呼吸器内科の診察だった。主治医の説明は、「病状の進行なし」だった。レントゲン結果著変なし、呼吸機能検査正常範囲、KL-6とSP-Dは検査中。前回9月の検査数値はそれぞれ、704と164だから、静かに進行している、という私の体感とは一致する。捻髪音は肺下葉で聞こえる。呼吸機能検査でDLCoが下がっているが、FVCの低下がないので、「進行なし」という医師の考えだった。9/21-25、オフェブ100mgを朝だけ一錠を飲...

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プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています