記事一覧

290. TD139の治験

Galecto Biotech社(スウェーデン)のIPF治療薬として開発されているTD139という薬がある。治験フェーズIb/Ⅱaが行われ、その速報として、「良好な結果が得られた」そうだ。http://galecto.com/galecto-biotechs-lead-molecule-td139-is-safe-well-tolerated-with-direct-target-engagement-and-biomarker-effects-in-a-clinical-phase-ibiia-trial-in-ipf-patients/IPF向けに開発されている薬は分かっているだけでも10以上あるが、...

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289. お彼岸の写真

3月19日に家族が集まって、母も車椅子に座って、一緒に昼食を食べた。その時の写真が手元にある。母を取り囲むようにして皆が笑っているとびきりの良い写真だ。撮ってくれたのは、長兄の奥さん、義姉である。関西のお彼岸のお天気は春らしい好日で、15分ほどではあるが、母は車椅子を息子に押してもらい、近隣をぐるりと回る散歩もできた。思えば昨年のお盆は命の危険があり、もう昨秋の彼岸すら迎えられないのではと思っていたの...

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288. ニンテダニブ(オフェブ®)その10

初めてオフェブを手にして、薬局から渡される薬の注意書きを読んだ。「妊娠しないように」という注意書きは目を引いた。 知っていた知識だが実際に見ると生々しい。これ以外のオフェブの投与の注意点として、肝臓障害、血管障害(血栓や出血助長)、創傷治癒の傷害の3点があげられる。肺線維症(IPF)は、過剰あるいは不完全な上皮細胞の修復機能により生じる。ニンテダニブは、この修復機能自体を抑制する。ちょうど膠原病などの...

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287. 検査数値

今までの検査結果のまとめである。一段目が測定値、二段目が基準値、測定値の基準値に対する%となっている。KL-6やその他のマ-カー数値自体は、あまり気にしていない。理由はいくつかあるが、大きくは次の2点だろう。主治医がKL-6ではなく、レントゲン画像、努力性肺活量の推移と患者の自覚症状を重視しているという点。もうひとつは、数値の変動を気にしても、治療方法が変わるわけではないという点にある。例えば、ステロイドや...

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286. 主治医に感謝--定期検診(3月15日)

今日は半年毎の定期検診だった。胸部レントゲン~血液検査~呼吸機能検査~診察のルーティーン。院外薬局の時間と通院の時間も含めて、4時間弱かかった。結論から言うと、状態は変わらず。何事もなければ、次回は9月まで受診せずとも良い。今日の診察は充足感があった。主治医と、病気についての考え方、急性増悪時の対処について、すり合わせができ、私の特別なお願いを聞いて頂けたのだ。以下は主治医の考え方で、驚くほど共感で...

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プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの54歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてからの日々を綴っていきたいと思います