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記事一覧

469. 親の介護ができて有難いと思う その3

別ブログで書いているが、母が旅立った。→https://ameblo.jp/kinseymil/entry-12424061021.html終末期の苦しみはなく、本当に眠ったまま安らかな状態で息を引き取った。介護期間が長く、父は高齢で、私は肺線維症の爆弾を抱えていたため、最期まで看ることができるだろうか、という不安との闘いだった。看取りを経験して思うのは、ドレインや中心静脈栄養などのチューブにつながれた状態でない限り、緩和薬のツールさえあれば、在...

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468. ピレスパ効能のエビデンス

前回の記事で、次回ご紹介するとしたピレスパ効能のエビデンスである。1.「ピレスパは肺の増悪や入院のリスクを下げる」http://ers-eposter.key4events.com/42/52693.pdf 過去の治験データを再分析したもの。2017年ヨーロッパ呼吸器学会国際会議で発表された内容だ。1度目の増悪も2度目の増悪も、ピレスパ服用群のほうが一定の割合で低くなっている。2.「IPF合併肺癌患者における周術期ピルフェニドンの効果」千葉大学医学部...

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467. 前期オフェブ、後期ピレスパ

お気づきの方もいらっしゃると思うが、461からの記事は、シリーズ記事のつもりで書いた。改めて急性増悪とは何か、IPF患者(あるいはUIPパターンを有するILD患者)が致死の運命から少しでも逃れる方法はないのか、色々と考えた。・ピレスパには抗炎症作用機序がある・炎症系(CTD-ILD、KL-6高いIIPs)には、ピレスパが有効ではないかという専門医の見識がある・急性増悪時には、肺胞崩落に伴い、フィブリンや炎症系サイトカインが...

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466. 新しい見解--間質性肺炎の急性増悪(AE-ILD)

急性増悪の正しい定義づけを行い、その病因を明確にし、真に有効な治療方法を確立したい、というのが世界的な動きである。今回、Acute Exacerbation in Interstitial Lung Disease2017 Oct 23 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5660065/#B30の論文を読み、なるほどと思うところが多かった。以下骨子である。≪急性増悪の発生高リスク群≫1年間にAEを起こす発生率は、(データによって異なるが)、参考値としては、IPF ...

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465. オフェブはいつまで飲むか

このたび、「重症IPF患者のオフェブの有効性について」という研究が、千葉大学呼吸器内科学より発表されていた。https://www.dovepress.com/utility-of-nintedanib-for-severe-idiopathic-pulmonary-fibrosis-a-singl-peer-reviewed-fulltext-article-DDDT当たり前だと思う内容だったが、中には医師の指示通りにしてきて、不利益を被ったと思う人もいるかもしれない。データを取りエビデンスとして論文にまとめ、これがガイドライ...

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プロフィール

ゆりりん

Author:ゆりりん
1962年生まれの56歳、京阪神に生息。
2014年12月末にIPFの告知を受けてから、経過と探求の日々を綴っています